経済的な格差

経済的な格差を表す指標はいくつもあるが、比較的使われているのは「ジニ係数」と「相対的貧困率」の2つだろう。

ジニ係数

ジニ係数は経済的な格差を表す指標の一つで、平等なら0、格差が大きいほど1に近づく。

考え方としては、

1)所得の高い人から低い人を並べる
2)所得の累積割合をグラフにする

もし所得が完全な平等なら、グラフは45度の直線となる。
高所得者の分布に偏リが見られる場合は、歪みの大きい弓形を描く。
この弓形の歪みを利用して計算する。

相対的貧困率

相対的貧困率とは、所得の中央値の半分の金額を貧困線と設定し、貧困線を下回る人の割合で計算する
家族構成などにも影響を受けるため、年金や税金などを反映した所得再配分後の「等価可処分所得」で計算することが多い。

そのほかの指標

トップ1%やトップ10%の金持ちが、国民全体の資産のどれだけの割合を持っているか、なども不平等の指標として使われる。

日本の現状

日本のジニ係数は1980年以降緩やかに上昇してきたが、近年はその変化が緩やかになりつつある。

ジニ係数の拡大要因

ジニ係数が拡大する要因としては、

・所得差の大きい高齢者の増加
・シングルマザー増加
・就職氷河期の低所得者の動向
・貧困

などが挙げられる。

それらに対し、雇用環境改善は格差是正に働くといわれている。

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